記事内に広告を含む場合があります。

ゴルフクラブをそのまま持ち歩くのは法律違反になるの?

未分類

スポンサードリンク




徒歩や電車でゴルフの練習場などに行く際に、

大きなゴルフバッグを持っていくのは大変ですよね。

 

ゴルフクラブを1本、または数本だけ持ち歩きたい場合、

そのまま何も入れずに持ち運んでもいいのでしょうか?

 

結論から言うと、

警察官から、職務質問されてしまう可能性があります。

 

しかし、「正当な理由」があれば、

法律違反になることは滅多にありません。

 

ですが、マナー的にはNGです。

 

剥き出しのゴルフクラブが

他の通行人にあたって、怪我をさせてしまったり、

車などにあたって、傷をつけてしまう可能性があります。

 

ゴルフクラブはそのまま持ち歩くのではなく、

ケースに入れて持ち歩くのが良いでしょう。

 

剥き出しのゴルフクラブの持ち歩きについて、

「法律」と「マナー」の2つの面から考えてみましょう。

 

 

ゴルフクラブをそのまま持ち歩きして法律違反になったケースはある?

スポンサードリンク

 

ゴルフをプレーする際に使う「ゴルフクラブ」。

通常、ゴルフクラブは14本セットですよね。

 

しかし、ゴルフの練習場に行く際などには、

必ずしもすべてのクラブを

使用するわけではありませんよね。

 

特に初心者の方などは、

練習の際には1本~数本あれば

十分という場合もあります。

 

そんな場合は、大きなゴルフバッグを

丸ごと持ち運ぶのは大変ですし、

無駄な気がしませんか?

 

1、2本であれば、ゴルフクラブを

そのまま持ち歩いてしまった方が楽ですよね。

 

しかし、ゴルフクラブをそのまま剥き出しの状態で

持ち歩いても、問題ないのでしょうか?

 

結論から言うと、

警察官から職務質問される可能性があります。

 

あなたは、その経験はありますか?

 

「職務質問」とは、警察官が

「犯罪を犯した者、犯そうとしている者、

犯罪について何か知っていると思われる者に対して

停止を求め、質問すること」です。

 

ゴルフクラブをそのまま剥き出しの状態で

持ち歩いていると、不審者と間違われてしまい、

職務質問されてしまうことがあるかもしれません。

 

しかし、

実際に法律違反で逮捕されることはまずないでしょう。

 

関連する法律として、

「銃刀法」と「軽犯罪法」があります。

 

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

 

 

まず、「銃刀法」とは、

「銃や刃物を正当な理由なく所持することを禁じる法律」

です。

 

街なかで、鉄砲や刀剣類を持っている人がいたら、

とても危険ですよね。

 

ですので、これらの所持を法律で規制しています。

 

この中で「刀剣類」について、

以下のように定義されています。

 

  • 刃渡り15センチメートル以上の刀
  • 槍および薙刀
  • 刃渡り5センチメートル以上の剣、あいくち
  • 刃渡り5センチメートル以上で、45度以上に自動的に開刃する飛び出しナイフ

 

その他にも「模造刀剣類」も対象となります。

 

「ゴルフクラブ」はこの「刀剣類」や「模造刀剣類」には

あたらないと言えます。

 

さらに、「ゴルフの練習に行く」などの、

「正当な理由」があれば、銃刀法違反で

逮捕されることはまずないでしょう。

 

 

次に「軽犯罪法」とは、

「社会の秩序を守るために制定された法律」です。

スポンサードリンク

 

軽犯罪法では

「他人の身体や生命に危険を与える器具を

正当な理由なく携帯すること」

を禁止しています。

 

この「他人の身体や生命に危険を与える器具」として、

刃物、鉄パイプ、スタンガンなどのほか、

木製バットやゴルフクラブなどのスポーツ用品も

含まれているのです!

 

ゴルフクラブはもちろんスポーツ用品の一種ですが、

使い方を誤れば、非常に危険な「凶器」になってしまいます。

 

ですが軽犯罪法では、これらの器具を

「正当な理由なく」携帯することを規制していますので、

携帯している理由をはっきりと説明できれば問題ありません。

 

ですので、「ゴルフの練習をする」などといった

軽犯罪法上の「正当な理由」があれば

逮捕される心配はないでしょう。

 

しかし、ゴルフをする時以外に

車にゴルフクラブを入れっぱなしにしていると、

「正当な理由」がなく持ち歩いていると

みなされてしまう可能性がありますので、注意してくださいね。

 

 

ゴルフクラブをそのまま持ち歩くのはマナー的にやめた方がいい

 

法律的には問題がない

ゴルフクラブのそのままでの持ち歩きですが、

マナー面ではどうでしょうか?

 

マナー的に言うと、

ゴルフクラブをそのまま持ち歩くのは

やめておくのがいいと言えるでしょう。

 

例えば、夜道でゴルフクラブを

そのまま持っている人に遭遇したら、

あなたはどう思いますか?

 

相手は、ゴルフの練習に

行こうとしているだけかもしれませんが

少し物騒だと感じてしまいませんか?

 

さらに、警察に通報する人がいる可能性もありますよね。

 

先ほどご紹介したように、正当な理由があれば、

ゴルフクラブを持ち歩いているだけでは、

法律違反になることは滅多にありません。

 

しかし、万が一、剥き出しのゴルフクラブが

他の通行人にあたって、怪我をさせてしまったり、

車などにあたって、傷をつけてしまったら大変です!

 

そういった場合に備えて、

やはり、ゴルフクラブはそのまま持ち歩くのではなく、

ケースに入れて持ち歩くのがよいでしょう。

 

ゴルフクラブのケースは、

1本~数本を入れられるものもありますよ。

 

様々なメーカーのものが売られていますので、

ぜひ、お気に入りのケースを探してみてくださいね。

 

 

まとめ

 

ゴルフクラブの剥き出しでの持ち運びについて、

ご紹介しました。

 

ゴルフは「紳士のスポーツ」と言われていますよね。

 

紳士とは「礼儀やマナーに長けている人」を指します。

 

礼儀やマナーを守ることで、

より良いゴルファーになれるのではないでしょうか?

 

周囲への気配りやマナーを忘れずに

紳士のスポーツを楽しみましょう。

タイトルとURLをコピーしました