シンプルで簡単なのに、とってもおいしい卵かけご飯!
でも、卵をよく食べれば食べるほど、抱えやすい悩み。
それは、「拭いても拭いても取れないニオイ。」
「テーブルに生卵をこぼしてから、なんか臭い。」
「食器に生卵の臭いがついて取れない!」
あなたにはこんな経験はありませんか?
そんな時には以下の3つの方法を試してみてください!
- 普通の洗剤または、アルコール系の洗剤でしっかり洗う。
- 塩をかけてしばらく置き、拭きとる。
- しばらくクエン酸水か、漂白剤につけておく。
ニオイのついてしまった場所やモノ、しつこさにもよりますが、
上記のような方法で、特別な洗剤などがなくても、
卵の臭いはしっかり取ることができます!
ここからはそんな、気になる生卵の臭いを取る方法と、
生卵が臭う理由について詳しく解説していきます。
テーブルに残った生卵の臭いを取る裏ワザは?
生卵の臭いを取るには、いろいろな方法があります。
まず、食器やテーブルなど、
臭いが何かについてしまった時に対応できる、
最も簡単な方法が、洗剤で洗うこと。
食器についた臭いが気になる場合は、
いつもの洗剤で、食器を丁寧に洗ってみてください。
意外とそれだけで臭いが取れてしまうこともあります。
テーブルなどに残ってしまった臭いを取る場合は、
洗剤をしみこませたタオルなどでテーブルを拭き、
その後しっかり水拭きして、洗剤を拭きとります。
普通の洗剤で取れない場合は、
持っていればアルコール系の洗剤で洗ってみましょう。
アルコール系の洗剤を常備しているのであれば、
そちらの方が効果が期待できます。
しつこいように思われる卵の臭いですが、
このように、意外と簡単に臭いがとれることもあります。
しかも使う洗剤はいつもと同じ洗剤でも大丈夫!
まずはこの方法を試してみてくださいね。
洗剤でどうしても取れなかったり、
アルコール系の洗剤を持っていない場合は、
次の方法を試してみましょう!
テーブルなどについた臭いの場合塩で拭く。
卵の臭いには、塩がとっても効果的なんです!
少しもったいないような気もしてしまいますが、
困った臭いとサヨナラをするために、
思い切って臭いのする場所にかけましょう!
手順は以下の通りです。
- 卵を落とした場所をしっかり濡れたもので水拭きする
- 塩をテーブルが隠れるくらいかけて、しばらく置いておく
- 10分ほどたったら、塩をふき取る
たったこれだけで、卵の臭いはなくなります!
ポイントは、しっかり濡れたふきんなどで水拭きをすること。
テーブルが湿っていれば、塩が水分を吸い取り、
ふき取るときに塩が散らかる心配もなくなります。
食器についた臭いを消す場合はクエン酸水か漂白剤につけておく
クエン酸が家にあれば、
クエン酸水につけておくことがおすすめですが、
最終手段としては漂白剤につけてしまうことです。
どちらの場合も、食器に成分が残らないように、
最後にしっかりすすぐことを忘れないようにしましょう!
テーブルに生卵を落としてキレイに掃除しても臭いが残るのはなぜ?
そもそも、生卵の臭いの原因は何でしょうか。
実は生卵の臭いの原因は、卵の生みの親である鶏にあったんです。
特に卵の臭いに影響を与えるのは、鶏の食べる食べ物です。
鶏はなんでも食べます。
目の前にあれば、草や虫はもちろん、
腐葉土なんかも食べてしまいます。
鶏が食べたものによって、
卵の味も大きく変わってきますし、
同時に臭いも大きく左右されます。
もう少し細かく説明すると、
鶏が食べたものが、臭いの原因となる「成分」を作り出し、
その「成分」が卵に入ってしまうことによって、
卵が臭くなるのです。
このように、卵の臭いの原因は、
親鶏から卵に引き継がれた、
臭いを発する「成分」によるものです。
キレイに掃除したつもりでも、
その「成分」がテーブルや食器についてしまうことで、
臭いを発していたんですね!
そのため、臭いを取り除くには、その「成分」を分解し、
除去するという作業が必要になります。
そして、卵の臭いの元となる「成分」はアルカリ性なので、
酸性の洗剤などを使えば臭いを中和し、
効果的に臭いを落とすことができるんです。
ちなみに、白い卵の方が臭いは弱く、
赤い卵の方が臭いが強くなる傾向があります。
また、虫などの肉を多く食べている鶏の卵の方が、
草などを多く食べている鶏の卵よりも、
臭いがきつくなる傾向があります。
しかし、臭いがきつい卵の方がコクがあっておいしい、
という意見もあります。
どちらを選ぶか悩みますが、
私はやっぱり臭いの心配があっても、
おいしい卵が食べたいなぁと思ってしまいます。
まとめ
生卵の臭いを取りたいときは、
- いつもの洗剤でしっかり洗ってみる。
- 取れなければ、アルカリ性のものを利用して取る。
です。
ちなみに今回の解説では、
いつもの洗剤、アルコール系洗剤、クエン酸水、塩、漂白剤と、
身近にあるものを例として挙げました。
しかし、アルカリ性の食品や、消臭効果があるものなど、
生卵の臭いを消すことができるものは他にもいろいろあります。
具体的には、レモンや酢、炭酸水、重曹などです。
私たちの生活の中にある様々な臭いは、
酸性かアルカリ性に分かれるものが多くあります。
卵以外の臭いで悩まされた時も、
酸性の臭いの場合はアルカリ性の成分で、
アルカリ性の臭いの場合は酸性の成分で落とせる!
と覚えておきましょう。
それだけ覚えておけば、
急な場面でも応用を利かせて消臭することができますよね!