あなたのお隣や近隣のお宅で、
洗濯物が干しっぱなしにしているところはありませんか?
1日や2日程度なら気になりませんが、
何日もずっと同じ洗濯物が干しっぱなしになっていると、
何かあったのではないかと心配になってしまいますよね。
そんな場合は、
どこに通報したり、相談するのが良いのでしょうか?
一軒家の場合は、警察相談専用電話♯9110に、
集合住宅の場合は、大家さんや管理会社に
それぞれ、相談するのが良いでしょう。
ご近所付き合いが希薄になりつつある現代ですが、
近隣のお宅の異変に気がついたら、
躊躇わずに、適切な機関に相談するのがおすすめです。
洗濯物が干しっぱなしになっている場合に
考えられる理由や、相談窓口について、
これからご紹介していきます。
洗濯物を干しっぱなしが1週間続く事ってありえるの?
洗濯物を何日も干しっぱなしにしているのは、
なぜなのでしょうか?
考えられる理由としては、
- ズボラなため
- 取り込むことを忘れて、長期の外出をしている
- 防犯対策のため
- ニオイをとるため
- 急病など、取り込めないような状況にある
の5つがあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ズボラなため
洗濯物を干して、乾いたら必要な物だけ取り込んで、
使わないものは干しっぱなしにしている、
という可能性があります。
これは、一人暮らしの男性に多い傾向にあります。
また、一人暮らしの学生さんなどの場合、
たまに母親が洗濯などの家事をやりにきて、
次に来るまでの間、ずっと洗濯物を出しっぱなしにしている、
なんていうこともあるようです。
さらに、奥さんが里帰りなどで家を空けている間、
旦那さんが洗濯物を干しっぱなしにしていた、
なんていうパターンも実際にあったんです。
取り込むことを忘れて、長期の外出をしている
お仕事で急な出張などが入り、
洗濯物を取り込むことを忘れたまま、
出張に出かけているという場合があります。
中には、「お洗濯を干したまま、実家に帰省してしまった」
という人もいました。
防犯対策のため
女性の一人暮らしなどの際に、防犯対策として、
男性ものの衣類を干す、というものがあります。
防犯対策のために、男性ものの衣類を干しているだけなので、
取り込まなくても、生活に支障がないため、
長期間出しっぱなしにしている、なんていうこともあるんです。
ニオイとるため
衣類ではなく、ラグやマットなどの場合は、
新しく購入した際に、新品の独特のニオイが気になって、
しばらく外に干しているという可能性があります。
海外製品などの場合、室内に置いておくと、
素材のニオイが自分の嗅覚に合わず、
体調を崩してしまうこともあるでしょう。
そういった際に、しばらく天日干しして
ニオイを和らげようとしている最中かもしれません。
急病など、取り込めないような状況にある
住人が急病や事件などに巻き込まれて、
洗濯物を取り込めない状況にある可能性もあります。
特に、ご高齢の方が一人暮らしをしている場合は、
急病や転倒などによって、動けなくなり、
助けを呼ぶことも出来なくなってしまっている
心配があります。
高齢者の一人暮らしのお宅で、
洗濯物が何日も干しっぱなしになっている場合は、
躊躇せずに、通報するのが良いでしょう。
通報する時に一軒家やアパートで連絡先や対応は異なる?
近隣のお宅で、洗濯物が干しっぱなしという状況が、
あまりにも長く続く場合は、心配になってしまいますよね。
そんな時は、どこに相談したらよいのでしょうか?
一軒家やアパート・マンションといった
住宅の種類によって
連絡先や対応は異なるのでしょうか?
結論から言うと、
- 一軒家 ⇒ 警察
- アパート・マンション ⇒ 大家さんや管理会社
に連絡してみるのが良いでしょう。
まず、一軒家の場合は、
警察に相談するようにしてください。
ただし、「110番」に連絡するのではなく、
「♯9110」に連絡するのが良いでしょう。
「110番」は、今すぐ警察に駆けつけてもらいたいような
緊急の事件や事故を受け付ける
緊急通報用の電話番号です。
対して、「♯9110」は「警察相談専用電話」というもので、
犯罪や事故の発生には至っていないけれど、
警察に相談したいことがある時に
連絡する電話番号なのです。
全国どこからでも、電話をかけた地域を管轄する
警察本部などの相談窓口につながるようになっています。
また、最寄りの交番や、警察所の相談窓口に
出向いて相談しても良いでしょう。
次に、アパートやマンションなどの集合住宅の場合は、
大家さんや管理会社に連絡してみましょう。
大家さんや管理会社なら、
電話番号など、住人の連絡先を知っているので、
安否確認を行ってもらうようにすると良いでしょう。
あなたが同じアパートやマンションに住んでいない場合など、
大家さんや管理会社がわからない時は、
一軒家の場合と同様に、
警察相談専用電話♯9110に、連絡するようにしてください。
一軒家/集合住宅どちらの場合も、
どのくらい洗濯物が干しっぱなしになっているのかなどの
状況を説明して、安否確認をしてもらうなど、
適切な対応をとってもらえるようにお願いしましょう。
まとめ
近隣のお宅で、洗濯物が干しっぱなしになっている時に
考えられる理由や、対応方法についてご紹介しました。
普段からたびたび干しっぱなしになっている場合は、
心配する必要はないと言えるでしょう。
しかし、普段は毎日お洗濯物を片付けているのに、
最近ずっと干しっぱなしになっている…など、
いつもとは違う異変を感じたら、
警察や管理会社などに通報するのが良いでしょう。
他人の家の洗濯物を気にするなんて
ちょっとおせっかいかな…
と躊躇してしまうかもしれません。
しかし、気になることがあったら、
あなた一人で抱え込むのではなく、
警察や管理会社などの機関に相談して、
対応してもらうようにしてくださいね。