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水に流せるティッシュの仕組みは?普通のティッシュと何が違うの?

生活

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出先のトイレにトイレットペーパーがない時など

水に流せるティッシュを持っていると便利ですよね。

 

私も、子供を連れて入った公園のトイレだとか

山のレジャーに出かけた時にそんなことがあったので

「1つ持っていて助かった!」

なんてことがあります。

 

「普通のティッシュでも少しくらいなら流しても平気」

なんて情報がありますけど

いざ流して、詰まってしまっては大変ですものね。

 

ところで、水に流せるティッシュって

普通のティッシュと何が違うのか疑問に思いませんか?

 

見た目は普通のティッシュと変わらないようですけど

実際トイレに流すと、ちゃんとスムーズに流れているんですよね。

私も「どんな仕組みなんだろう?」

って、不思議に思っていました。

 

水に流せるティッシュは、トイレットペーパーのように

水の中で繊維の結びつきがほぐれやすいような仕組みで

作られているんです。

 

使われている成分も、トイレットペーパーとほぼ変わりません。

 

この記事では、水に流せるティッシュの仕組みを知りたいと思う

あなたのために普通のティッシュとの仕組みの違いを

詳しくお伝えします。

 

併せて、水に流せるティッシュが

どこによく売っているのかご紹介しますね。

 

 

水に流せるティッシュの仕組みは?普通のティッシュと何が違うの?

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水に流せるティッシュと普通のティッシュは

原材料がパルプというのには変わりない紙製品です。

 

  • 使われている繊維の長さ
  • 繊維と繊維を結びつける成分

 

主にこの2つの仕組みに違いがあるんですよ。

では、詳しく見ていきましょう。

 

 

どうして「繊維」が関係あるの?

 

水に流せるティッシュって、トイレに流した時に

「溶けて」見えますよね。

でも実は溶けているのではなく「繊維がバラバラになっている」

という状態なんです。

 

ティッシュの繊維が、水の中でほどけていき

絡まることなく分散します。

これが水に溶けて見える仕組みなんです。

 

私も、よ~く見てみたんですけど

たしかに「すぅっと溶けている」という感じではなく

紙が細かくバラバラになりながら流れているんですよね。

 

だからトイレの配管に詰まることがなく

スムーズに水と一緒に流れるんです。

 

 

繊維の長さはどう違う?

 

どちらのティッシュも、繊維の種類は同じで

「セルロース」といいます。

ただ、水に流れやすくするかそうでないかで

長さを変えて作られています。

 

普通のティッシュは、紙としての形を保っていられるように

強く結びついている必要があるんですね。

そのため、繊維が長く作られているんです。

 

濡れてすぐボロボロになってしまっては

紙として使いにくいですからね。

たとえば鼻をかむ時に、すぐ破れては困ります。

 

一方、水に流せるティッシュは

水に濡れたり、水が流れる勢いで形が崩れやすい方がいいので

ほぐれやすいように繊維が短く作られているんです。

 

たとえば長い糸が何本も無造作に置いてあると

取ろうと思ったら絡まって、なかなかキレイに取れませんよね。

糸どうしが固まってしまうことも。

 

それが短い糸だと、同じような状態でも

わりと取れやすいと思いませんか?

 

これと同じようなことなんですよ。

 

 

繊維と繊維を結びつけるものの違いって?

 

水に流せるティッシュは、作られる工程が途中までは同じですが

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繊維と繊維を結びつけるものの成分が変わります。

接着剤を変えているということですね。

 

普通のティッシュは、破れにくいように樹脂を使っているのに対し

水に流せるティッシュは、デンプンを使っているんです。

 

デンプンは水に溶けやすいので

濡れていない時は紙の形をしていて使えても

濡れると形を崩したいティッシュに、ちょうどいいんです。

 

よく、お米がお茶碗にこびりついても

水に漬けておくときれいに剥がれますよね。

 

お米の主な成分はデンプンですから

デンプンが水分に溶けやすいことがわかりますよね。

 

 

水に流せるティッシュはどこで売ってるの?

 

「水に流せるティッシュって専門店か何かで売ってるの?」

なんて思いますか?

 

実は、普通のティッシュやトイレットペーパーと

同じ売り場で売られていることがほとんどなんですよ。

 

普通のポケットティッシュだと思い込んでいたら

よく見ると「水に流せる」って表記されていたり。

 

普段気をつけて探していないと

目に入りにくいかもしれないですね。

 

地域の差は多少あるかもしれないですけど

私が普段目にするだけでも

 

  • スーパー
  • ドラッグストア
  • 100円ショップ
  • コンビニエンスストア

 

などに、よく売られていますよ。

 

あとは、大型家電量販店やホームセンターなどの

生活雑貨や日用品を売っているお店にも売っています。

インターネットで検索すれば、通信販売でも売っていますよ。

 

 

まとめ

 

水に流せるティッシュは、トイレットペーパーのように

 

  • ほぐれやすいように繊維が短い
  • 繊維がほぐれやすい成分で結びつけられている

 

という仕組みで作られているんですね。

 

見た目は普通のティッシュと同じですし

濡らさなければ、普通のティッシュと同じように使えます。

 

いわば、普通のティッシュとトイレットペーパーの

どちらの長所も併せもつ便利なものですね。

 

また、比較的どこにでも売っているので

手に入りやすそうです。

 

よくポケットティッシュ型で売られていますから

家で使う用というよりは

「外出先のいざという時のために」

持っておくと便利そうです。

 

ただ、いくら水に流せるとはいっても

1度にたくさん流すと詰まりやすいので、気を付けましょう。

これはトイレットペーパーでも同じですね。

 

あなたがよく行くお店に売っていそうですか?

ぜひ参考にして、使ってみてくださいね。

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