2歳になると、自分の意見を言うようになってきますよね。
好きなものと嫌いなものが子供の中で分かってくる時期です。
嫌いなものには見向きもせず、
好きなものには、とことんハマったりします。
長靴も、好きになりやすい物の1つですよね。
私の4歳の息子も、2~3歳の頃に長靴ブームがありました。
どこに行くにも長靴を履いていました。
でも、暑い晴れの日に長靴ってどうなの?って思いますよね。
周りの人に変に思われてないかと、ヒヤヒヤしちゃったり。
その気持ち分かります!
あなたと同じように、周りの目を気にしていた1人です。
そんな私も、息子の長靴ブームを無事に乗り切りました。
私が経験して思うことは、
履きたいだけ履かせてあげて下さい。
周りの人はそこまで見ていません。
ただ、どうしてもフォーマルな格好をする時に
長靴をあきらめて違う靴を履いてもらう方法は
- 別の靴がとてもかっこいい靴だと伝える
- とにかく褒める
- 前もって徐々に違う靴に慣れさせる
というやり方です。
ここでは私の経験をもとに、晴れの日に
長靴を履きたがる子供への対処法や裏ワザをお伝えします。
2歳の子が晴れの日でも長靴しか履かない時は受け入れた方がいい?
「魔の2歳」と言われるくらい、
イヤイヤが多くなって大変な2歳児。
洋服を着替えるのもイヤ、こっちのスプーンじゃなきゃイヤ。
返ってくる最初の言葉が「イヤ」だと参ってしまいますよね。
私も、息子のイヤイヤ期は大変でした・・・
イヤイヤ期で大変だったのが、
どこへ出かけるにも長靴を履きたがるということでした。
息子の長靴はシンプルなデザインだったのですが、
好きなキャラクターのシールを貼ってしまってそれ以来夢中に。
それまでの息子は、全く長靴に興味を示さなかったので
慣れてほしいという意味も込めてシールを貼ったのですが・・・
見事に長靴ブームが到来しました。
最初は、自分で履く靴を選ぶことが出来るようになったんだなと
嬉しかったのを覚えています。
でも晴れの日でも履きたがるようになってきた時には
さすがに困りました。
当時の私は、
晴れているのに長靴を履くなんて!と思っていました。
正直、みっともないとも思っていました。
なので、無理やりいつもの靴を履かせようとしていまいした。
これをすると案の定、大泣きするんですよね。
出かけられないうえに、駄々をこねられて大泣きされて、
こっちもだんだんイライラメーターが上昇していきます。
イライラが爆発してしまうことも多々ありましたが、
大半は、息子の涙と頑固さに負けて長靴で出かけていました。
無理やり長靴とは違う靴を履かせて出かけると、
いつも以上にイヤイヤが増してしまうことも多々ありました。
なので、帰ってくる頃には疲れマックスでした。
どうして無理やりにでも別の靴を履いて欲しかったかというと、
「周りの目が気になる」
ただそれだけでした。
「あの子、雨でもないのに長靴なんか履いて変ね」
「どうして母親は長靴を履かせたのかしら?」
こう思われているのではないかと思っていました。
でもある時、息子と同い年くらいの男の子が
長靴を履いて楽しそうにしているのを見ました。
もちろん雨は降っていなくて晴れていました。
私はそれを見て、
「あ~あの子も長靴好きなんだな」と思いました。
ハッとしました。
自分が当事者ではなく、第三者になって分かったのですが、
晴れている日に長靴を履いて外に出ても、
周りの人は何にも思っていないのです。
現に私は、
「長靴なんか履いて」でななく、
「長靴が好きなんだな」で終わったわけです。
なので、子供が晴れの日でも長靴を履きたがったら、
その気持ちを受け入れてあげて下さい。
子供の好みは変わっていきます。
成長過程の1つだと思って受け止めてあげて下さい。
もしあなたが周りの目が気になっているのであれば、
そんな心配はいりません。
周りの人はきっと
「長靴がいいと言ったんだろうね。ママお疲れ様」
とあたたかい目で見てくれていると思いますよ。
フォーマルな格好をする時に長靴をあきらめてもらう時の対応方法は?
長靴を履きたがる時には履かせてあげて下さいと言いましたが、
入園式や結婚式など、フォーマルな服装の時にまで
足元が長靴だと、さすがに困りますよね。
なので、困らない為に
私が息子にやっていた長靴をあきらめてもらう方法は
- 別の靴がとてもかっこいい靴だと伝える
- とにかく褒める
- 徐々に違う靴に慣れさせる
という方法です。
まずは、履いて欲しい靴の魅力的な部分を伝えてみて下さい。
例えば、あなたが用意した靴が
マジックテープ付きの白い靴だったとします。
私なら
- 「このベリベリ、楽しいよ?履いてみよっか!」
- 「長靴とは違う色だけど、すごくかっこいい靴だよね!」
- 「履いてるところを少し見せてほしいな」
- 「今日のお洋服にぴったりだね!」
- 「とても似合っていてかっこいいよ!」
- 「ママ嬉しいな」
といった感じに、最大限にアピールします。
大事なのは、
この靴は「長靴よりも特別でかっこいい靴」と思わせることです。
その日履けなくても、また明日があります。
子供は、1回伝えるだけでは聞いてくれないですものね。
少しでも履こうとしたのなら、たくさん褒めてあげて下さい。
それと、すごく似合っていると絶賛してあげて下さい。
褒めすぎではないか、と思うくらいで構いませんよ。
大好きなママが褒めてくれると、子供は自信がつきます。
ただ、毎日このやり取りをするのは少々つらいです。
靴を履かせたいが為に、毎日褒めちぎるには体力がいります。
子供を褒める時は、それ以外にもありますものね。
なので、私は長靴を履いて出かける日も作っていました。
そうしたことで、
子供に変なストレスを与えずに済んだと感じています。
子供からしたら、大好きな長靴を履きたいだけなのに
どうしてママは違う靴を履かせたがるの?と思っているはずです。
なので、徐々に長靴以外の靴に慣れさせてあげて下さい。
フォーマルな恰好をする日というのは、
だいたいは前から決まっていますよね。
なので、徐々に慣れさせてあげれば、
大事な日にはきっとちゃんと靴を履いてくれますよ。
まとめ
こだわりが出てくるのは成長の証なので喜ばしいことなのですが、
度が過ぎると、手を焼いてしまいますよね。
子供の好みは成長と共に変化していきます。
なので、長靴ブームもいつか終わりがきます。
私も今となっては良い思い出です。
長靴を履きたいと言うなら、受け入れてあげて下さいね。
ゆっくりでも違う靴を履く練習をしていると、
絶対履いてほしい時にきっと履いてくれますよ。