初めての育児をしていると、
赤ちゃんの思いがけない行動に
びっくりすることがありませんか?
寝返りやズリバイを始めるようになると、
家中のものに興味を持ち、様々なものをなめて
ママを困らせる赤ちゃんも多いことでしょう。
我が家の子供たちは、
とりわけスリッパが大好きで、よくなめていました。
子育て支援センターなどに行っても、
他の赤ちゃんが、スリッパをなめているところを
何度か目撃したこともありました。
スリッパは赤ちゃんにとって、
魅力的なものなのかな、と感じたものです。
しかし、スリッパは通常、
あまり衛生的なものとは言えないので、
なめても大丈夫なのか、心配になってしまいますよね。
赤ちゃんにスリッパをなめてほしくない!
という場合には、次の4つの対策が有効ですよ。
- 歯固めやおもちゃなどを与える
- 新品のスリッパを与える
- 家の中でスリッパをはかないようにする
- ベビー柵やベビーサークルを使用する
また、赤ちゃんがなぜスリッパをなめるのかというと、
実は、主に次の3つの理由があるのです。
- 探求心や好奇心
- 手足の発達よりも口の発達の方が早い
- 歯が生え始めてむずがゆい
赤ちゃんがスリッパをなめて困っているママのために、
詳しくご説明していきます。
赤ちゃんがスリッパをなめる時の対策は?
赤ちゃんの個人差にもよりますが、
生後5~7か月ごろになると、
スリッパなど、身近なものをなめ始めるようになります。
しかし、スリッパをなめるのは、
衛生面で少々心配になってしまいますよね。
私も、子供たちが小さい時は、
おなかが痛くなったり、病気なってしまったりしないか、
心配していました。
では、そんな場合には
どのような対策をとればよいのでしょうか?
有効な対策を、4つご紹介します。
歯固めやおもちゃなどを与える
赤ちゃんが興味を持つようなおもちゃや、歯固めなどを
赤ちゃんに与えてみましょう。
赤ちゃんが大好きなリモコンや
スマートフォンの形をしたおもちゃや、知育玩具など、
様々なものがありますので、
赤ちゃんのお気に入りを
探してみてはいかがでしょうか?
新品のスリッパを与える
赤ちゃんがスリッパをとても気に入っている場合は、
赤ちゃんのおもちゃ用に、
新品のスリッパを購入するのもおすすめです。
スリッパは100円ショップでも購入できますし、
中には洗濯できるものもありますので、
衛生面でも安心ですよ。
家の中でスリッパをはかないようにする
赤ちゃんが小さいうちは、
スリッパをはかないようにすることが
最も簡単で確実な対策です。
普段の生活で、スリッパをはかなくても
抵抗がない場合にはおすすめの方法です。
その場合には、来客がある時にだけ、
スリッパを出すようしましょう。
ベビー柵やベビーサークルを使用する
ベビー柵やベビーサークルを使って、
赤ちゃんの行動範囲を制限してしまうのも有効です。
我が家もベビーサークルを使用していましたが、
トイレや家事など、少しの間、目を離したい時には
とても便利でした。
赤ちゃんがスリッパをなめるのはなぜ?
それでは、どうして赤ちゃんはスリッパをなめるのでしょうか?
主な3つの理由をご紹介します。
探求心や好奇心
赤ちゃんにとっては身近にあるもの全てが、
興味深いものなのです。
気になったものは、口に入れてみることで、
「これはどんなものなのかな?」と確認しています。
さらに、その行動で脳が刺激されて、
知能も発達していくのです。
手足の発達よりも口の発達の方が早い
赤ちゃんは手足の発達よりも、口のまわりの筋肉や、
口腔内の感覚の発達の方が早いのが一般的です。
ですので、手足よりも
感覚がしっかりしている口を使うことが多いのです。
口に入れることで「硬さ」「温度」「味」など、
ものの性質を判断しています。
歯が生え始めてむずがゆい
赤ちゃんは、歯が生え始める時期に、
歯茎が痒くなったり、口の中に違和感があったりします。
口の中のむずむずを解消するために、
スリッパなど、身近なものを口に入れて
なめることがあります。
まとめ
赤ちゃんがスリッパをなめてしまう時の対策と、
理由についてご紹介しました。
赤ちゃんは好奇心旺盛で、何でも口に入れてしまうので、
心配になってしまうこともありますよね。
しかし、「ものをなめる」行動は、
脳の発達に良い影響を与えるなど、良い面も多くあります。
なめる行動をやめさせるのではなく、
誤飲などの安全面や衛生面に注意しながら
しっかりと見守ってあげることが大切です。
我が家の子供たちも、スリッパだけでなく、
あらゆるものをなめていましたが、
特に大きな病気になることもなく、元気に成長しています。
子育てをしていると、
悩みや心配事が尽きることがありませんよね。
私も、周りの友人や先輩ママの話を参考にし、
試行錯誤しながら子育てをしています。
それでも不安な時は、助産師さんや保健師さんなど、
専門知識のある方に話を聞いてもらったり、
助けになる情報を教えてもらったりしています。
困ったらことがあったら、
ご自身で情報を調べたり、周りを上手に活用しながら、
少しでも、子育てを楽しんでくださいね。
ご紹介した内容も、是非参考にしてみてください!